うつの回復は冷やさないこと―飲み物、服装、足湯

うつ自己ケアプログラム

おはようございます。臨床心理士/牧師の河村です。きょうはご気分はいかがでしょうか。

どうしたら回復できるかをいろいろ模索するうちに、共通的に言われていることがあるのに気づきました。それは、体を冷やさないことです。

日本人の体温が下がっているという指摘があります。体温が下がっていることとうつが関係あるのではないかという見方もあります。

うつ病は、ハンガリー、フィンランド、スウェーデンなどの北欧、日本では北日本に多いと言われます。自死が多いのは、季節では11月から3月、一日のうちでは午前3時から5時の体温と気温が低くなる時刻だそうです。うつは寒さや低体温と関係があるという分析です(医師:石原結實先生)。

漢方の先生からいくつかアドバイスをいただいたのですが、その一つが冷たい飲み物を控えるということでした。仕方ない場合は常温のミネラルウォーターを飲みますが、ほとんど温かい飲み物に切り替えました。暑くなってきているので、冷たいものをグッと飲みたいところです。それでも、やめると決めたらそれほど苦痛ではありませんでした。レストランに行っても、お冷やも飲まないようにしています。

温かければいいかというと、そうではありません。飲んだときに体温を下げてしまう飲み物があります。代表的なものは、麦茶、コーヒー、緑茶です。麦茶はほとんど飲みませんが、コーヒーは毎日何杯も飲んでいました。緑茶も好きでした。

大好きだったコーヒーを飲めないのは寂しいですが、体を温めることができるお茶がいくつもありますので、そちらに切り替えました。

もう一つは服装です。あまり調子がよくないときがありました。どこかが冷えていることに気づきました。特に足は、厚手の靴下を着用するなど、冷えないように気をつけています。腸の働きはとても大切なので、内臓を冷やさないために腹巻きを着用し始めました。

もう一つ励行していることがあります。足湯です。フットバスを購入しました。部屋でも足湯ができます。あまり調子がよくないと感じるときに足湯をすると、少し元気が戻って来ます。

体を冷やさないようにするだけで、少し元気になってきますよ。

ここまでお読みくださってありがとうございました。

きょうもよい一日でありますように。

河村従彦

臨床心理士/牧師
カワムラカウンセリングルーム運営
KCPSコンソーシアム(牧会・心理職研修会)主宰
牧師人材育成、大学非常勤講師、ボランティアカウンセラー養成、出版、児童発達支援、職員コンサルにも従事、企業の総務にも関わる
東京、神奈川、静岡で教会を牧会
臨床心理学とキリスト教の両方に関わる領域に関心
「神イメージ理論」はライフワーク 博士(人間科学)
若い頃のアイデンティティ崩壊、人生後半にメンタルバランスを崩した経験から、人のお役に立ちたいと願って臨床を続けている

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