交感神経が変に作動してしまった体をもとに戻す―漢方の先生との出会い

うつ自己ケアプログラム

おはようございます。臨床心理士/牧師の河村です。きょうはご気分はいかがでしょうか。

薬は飲まないで治したいという思いから本を読みました。いろいろな人がネットにアップしてくれている動画を観ました。精神科のドクターの動画はとても参考になりました。今も実践していることがあります。

ネットで調べて行く中で、ある動画と出会いました。

「長年悩んでいたうつ病が2ヶ月で治った」

という主旨のタイトルでした。

「エッ、本当にそんな方法があるの?」最初は疑心暗鬼でした。しかし、その内容を観て行くと、『薬に頼らずに……』といった類いの本と似た考え方であることがわかりました。

「その先生って誰だろう」

わずかの情報をたよりにネットで調べて行きました。そして、やっと行き当たりました。

クリニックの場所が関西で、通うことはできませんが、オンライン診療をしているということですぐ初診の申込をしました。

今思うと、もしそのクリニックがオンライン診療をしていなかったら、関西まで出かけて行ったと思います。それくらい切羽詰まっていました。

初診の日、最初に看護師の問診がありました。かなり時間をとりました。心身の不調を感じた経緯や、軽いうつではないかなど、自分の状況を正直に説明しました。

診察では先生からうつのことはまったく出ませんでした。ただ、心身を養生しましょう。消化が弱くなっていることが問題なので、そこを改善すれば治るということでした。具体的に、食事、深呼吸、運動、足湯など、いくつかのアドバイスをいただきました。

考え方はこうです。

1 うつ病はストレッサー刺激があっても発症するものではない

2 ストレスが蓄積された状態でストレッサー刺激が加わると、それがトリガーになって発症することがある

3 同じストレッサー刺激でも、心身の余裕があれば発症してしまわないですむ

つまり、うつの現象にアプローチするのではなく、根本原因である心身のバランスを回復するという方針です。トリガーがあってもうつを発症しない心身を取り戻す。この考え方には心から賛同しました。これなら真剣に取り組みたいと思いました。

胃腸の消化を整える漢方薬が処方されました。

長文をここまでお読みいただいてありがとうございました。

きょうもよい一日でありますように。

河村従彦

臨床心理士/牧師
カワムラカウンセリングルーム運営
KCPSコンソーシアム(牧会・心理職研修会)主宰
牧師人材育成、大学非常勤講師、ボランティアカウンセラー養成、出版、児童発達支援、職員コンサルにも従事、企業の総務にも関わる
東京、神奈川、静岡で教会を牧会
臨床心理学とキリスト教の両方に関わる領域に関心
「神イメージ理論」はライフワーク 博士(人間科学)
若い頃のアイデンティティ崩壊、人生後半にメンタルバランスを崩した経験から、人のお役に立ちたいと願って臨床を続けている

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