うつは直前で引き返す―うつ病になってしまう前に

うつ自己ケアプログラム

おはようございます。臨床心理士/牧師の河村です。きょうはご気分はいかがでしょうか。

うつについてお役に立てる情報を発信したいと願ってブログを始めることにしました。

軽度ですがメンタルのバランスを崩した体験があります。クリニックは受診しませんでした。身近にいた人がメンタルバランスを崩したのを見て、薬を飲むことに疑問がありました。もし受診したら、「軽いうつですね」と言われて薬を処方されたかもしれません。自分で調べた範囲では、うつ前段階かなと思っています。

仕事としてクライエント様の声に耳を傾けてきました。「お辛かったですね」などと口では言いながら、お気持ちは全然わかっていなかったことを痛感しました。申し訳なかったと思っています。

せめてもの罪滅ぼしではないですが、自分の経験をブログで発信し、お役に立てていただければと願っています。

大学の講義や人材育成の研修のお仕事をいただいて、「うつは突然来るので油断しないように」と強調してきました。実際、うつなどの気分障害が突然訪れる様子を見てきました。自分が体験してみて実際どうだったかというと、心身の不調は突然やって来ました。予兆はありました。無理をしていました。しかし、その瞬間はやはり突然でした。

夜の講義を終えて、車で帰宅する途中でした。夕食をとれなかったので、コンビニに立ち寄り、おにぎりを2個買いました。そして、車に戻ろうとしたとき、それまで経験したことのなかった心身の違和感を感じました。ある程度の知識はあったので、「あ、これはダメだ」とすぐわかりました。

そのまま運転して帰宅しました。頭の中がぐるぐる回っていました。「これからどうなるんだろう。どうしたらいいんだろう」。そして翌朝、仕事を整理することにしました。何の迷いもありませんでした。

大丈夫と思っていたら危ない! 人に言っていたことを自分で経験してみて、本当にそうだなと感じます。

そうするとご心配になる方がおられるでしょうか。次回は具体的に、心身の不調がどのようなものだったかを説明します。

きょうもよい一日でありますように。

 

河村従彦

臨床心理士/牧師
カワムラカウンセリングルーム運営
KCPSコンソーシアム(牧会・心理職研修会)主宰
牧師人材育成、大学非常勤講師、ボランティアカウンセラー養成、出版、児童発達支援、職員コンサルにも従事、企業の総務にも関わる
東京、神奈川、静岡で教会を牧会
臨床心理学とキリスト教の両方に関わる領域に関心
「神イメージ理論」はライフワーク 博士(人間科学)
若い頃のアイデンティティ崩壊、人生後半にメンタルバランスを崩した経験から、人のお役に立ちたいと願って臨床を続けている

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