心の傷がいやされていくプロセスを経て、感情のバランスが少しずつ回復して行きます。
振り返ってみると、回復を感じた出来事がいくつかありました。海外に出て行き詰まった体験がスタート、団体ととりあえず物理的距離を取った出来事、若い頃に旅をした場所に行ってしばらくの時間を過ごしたこと、そして本書の執筆も大きな区切りでした。
静かにふり返ってみました。思った以上に、心の傷が深いことがわかりました。そのときに、どのような感情を感じていたのかを思い出し、もう一度感じてみました。
このような振り返りを通して、自分の感情に気づいて行きました。自分の言動がなぜこうなるのか。その背景と理由がかなりわかりました。
感情に気づく体験は、自分意識の獲得と深い関係があります。自分の中の矛盾がかなり解消されました。辛かった小学生時代の体験を思い出したことも、自分意識をさらに深めてくれました。
自分の中の矛盾がどのように反応するかわからない怖さは、少しずつ軽減して行きました。
この問題には今も向き合い続けています。
罪責感のバランス回復
感情に気づくプロセスと並行して、一つのことがテーマになりました。罪責感です。
インストールされた罪責感は、一度感じると暴走します。暴走しなくなるまでバランスを回復する必要があります。かなりのエネルギーと時間を要しました。若い頃から刷り込み続けた懲罰意識の世界観を修正するために、三十数年の月日を要しました。罪責感は思った以上に厄介でした。
罪責感の問題に向き合う中で、懲罰意識が間違った宗教観から出ていたことに気づきました。そのことに気づいてから、間違った過度な罪責感に陥らないで済むようになってきている感じがします。罪責感が襲ってきても、ある程度コントロールできるようになってきている感じがします。
続く

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