宗教二世/教会二世

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宗教二世、教会二世 どこか残忍になってしまう

もう一つは、内側に蓄積された攻撃性、隠蔽的残忍さです。 人間には残忍さがあります。宗教は教義を大義として動員することで、人の残忍さを刺激します。宗教には、人に対して残忍になれてしまう怖さがあります。本来は逆で、宗教は人にあわれみの心を与える...
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宗教二世、教会二世 いきいき生きる人を排斥したくなる

自己を喪失し、「本当の自分」を「自分の中の他人」にしてしまった人は、他の人が「本当の自分」を生きているのを見ると激しい葛藤を感じ、最後は抹殺します。人を赦し、人を愛することを勧める宗教では、「教義がずれている」などの言い方がされます。しかし...
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宗教二世、教会二世 極楽浄土のお話しが怖い……

宗教は来世を語ります。だれであっても来世は不安であり、宗教はその答えを提供します。キリスト教はこの点については明確です。天国と地獄という概念が提示されます。 宗教環境で人格形成をすると、幼いころからこのことが刷り込まれます。自分が生きている...
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宗教二世、教会二世 人間形成を促し、人間を幸せにする健康的な宗教ってありうるの?

宗教二世、教会二世の心理的メカニズムと、その背後にある宗教の作用について説明しました。 それでは、宗教は例外なく有害なのでしょうか。人格形成に寄与し、人間本来のスピリチュアルなニーズに応えることができる宗教は存在しうるのでしょうか。 誤解の...
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宗教二世、教会二世 魂の心肺停止 自分生きるのをやめてしまう

いよいよ最終段階、魂の心配停止です。安冨らはミラーの闇教育に言及し、次のやりとりを紹介します。 親が一方的に規範を設定するとします。親は、子どもがそれに従えないと、それを口実に罰を与えます。子どもがその理不尽さに心が傷つけられたことで感情を...
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宗教二世、教会二世 批判的・攻撃的、一貫性がない言動になってしまう

自己を喪失し、「本当の自分」を「自分の中の他人」にしてしまった人は、自分を感じないようにしながら生きています。自分を押さえ込んでいるので、他の人が「本当の自分」を生きているのを見ると、激しい葛藤を感じます。その場合、自分の中の嫌悪を自分に向...
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宗教二世、教会二世 人の気持ちがわからない 人のことを傷つけてしまう

自分で自分を裏切った子どもは、自分の中で他人になった「本当の自分」を恐れ、いつしかそれを嫌悪するようになります。「本当の自分が」感じている豊かな感情はよくないものとして嫌悪され、排除されます。 嫌悪の対象は自分だけではありません。他の人の中...
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宗教二世、教会二世 「本当の自分」を「自分の中の他人」にしてしまった子どもたち

親が子どもに欺瞞的な働きかけをしたとします。そのとき子どもの中に、見せかけの「正常さ」を生み出す装置がインストールされます。そうすると、いつの間にか、その装置によって生み出された見せかけの「正常さ」が「自分」であると考えるようになります。い...
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宗教二世、教会二世 親の見せかけのセリフを本当の愛情として受け取る子どもたち

もう一つの選択肢です。「お前は疲れているんだから、もう寝なさい」と言われたとき、親の愛情は本当ではないことを察知したとします。そうすると、親の愛情を粗末にしているという理由で罰せられることになります。 子どもにとっては、これも恐ろしいことで...
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宗教二世、教会二世 自己が喪失されるプロセス

親子関係をイーブンに戻せないときに何が起きるかについて、参考になる書籍がありました。『ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛』(安冨歩、本條晴一郎著、光文社新書、2007年)です。 一部紹介します。 親が子どもを、矯正されるべ...