宗教二世/教会二世

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宗教二世、教会二世 親子関係は検証されない

母親のあり方が今まで以上に問われるようになりました。毒親という言い方も市民権を得つつあります。ところで、臨床をしながら感じるようになったことがあります。母親との関係が難しく、母親が毒親である場合でも、宗教的環境の中で人格形成をした人は母親の...
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宗教二世、教会二世 親子関係の真実、母と娘に焦点

父親の権威は時代によってかなり変化します。昭和の子育てと令和の子育ては、当然のことながら違います。 親が子どもを受容することは子育ての基本ですが、なかなか難しいのが現実です。親も理想的な中で育ててもらっていないため、不全感を心の中に閉じ込め...
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宗教二世、教会二世 子どもを嫉妬する親

子どもが親に葛藤する心理はしばしば指摘されますが、親が子どもに葛藤する心理についてはほとんど取り上げられません。親が子どもに葛藤する心理は、具体的にどのようなものでしょうか。 宗教が支配する家庭では、親と子どもが同じ価値観を持つことになりま...
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宗教二世、教会二世 信仰継承は親の価値観の実現

世襲と並んで、宗教の世界でよく言われるのが信仰継承です。世襲は専門職の問題ですが、信仰継承は一般の信徒も含めた問題です。 キリスト教の場合、親が自分の信仰をよいものだと思っていれば、それを子どもにも引き継いでほしいと願うのは自然です。ある意...
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宗教二世、教会二世 牧師の世襲っていいの?

日本的文化風土の中で、宗教の専門職は独特な見方をされてきました。実際、世襲を是とする宗教もあります。そのことについては、何かを言う立場にありません。 その上で、キリスト教に関して言えば、微妙な化学変化をもたらしたことは否定できません。 最初...
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宗教二世、教会二世 宗教毒親

毒親という言い方が知られるようになりました。親が子どもを愛することができず、子どもが親である自分を認めることを求めます。親にとって、子どもは自分の不全感を満たすツールになります。 親が抱え込んでいる不全感は、子どもから何かを得ることで満たさ...
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宗教二世、教会二世 間違った罪責感がインストールされてしまう

宗教二世、教会二世に共通的に見られる現象があります。罪責感です。そのメカニズムについては後述しますが、親からインストールされたものと、宗教によってインストールされたものがあります。親によってインストールされた罪責感は、宗教によって正当化され...
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宗教二世、教会二世 感情機能停止 冷たいパーソナリティ

宗教は崇高な理念を掲げます。まっとうな人間になることを求めます。宗教が考えるまっとうな人間にとって邪魔になるのが感情です。感情は自分の意志でコントロールすることができません。感じたまま感じるのが感情です。 宗教の枠組みでは、感情のコントロー...
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宗教二世、教会二世 価値観が固定化する

価値観の固定化は、教義への執着という形で表れます。自分のアイデンティティを守らなければならない防衛機制です。怯えているのです。 自分を守るために動員されるのが教義です。自分は教義を知り、教義を身につけていることについては他の人よりも上だとど...
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宗教二世、教会二世 団体の中での人格形成

パターン3 団体に過度に依存する 団体は小さな狭い世界です。宗教は、外の世界の常識が通用しないサブカルチャーです。宗教の影響を強く受けて育つと、その狭い世界で認められようとします。 外の世界との関わりが希薄になります。団体に属していない人た...